今日は天気が悪くて雨が(雪が?)降るかもしれないと脅されていたので、出かけるとしても近場がいいなと、映画『ペリリュー 楽園のゲルニカ』を見に行くことにしました。
外は結構寒いです!
予告編を見たときは、二頭身だか2.5頭身だかの可愛らしい絵柄に若干の抵抗がありました。
戦争という凄惨な題材を、ああいう可愛らしい絵柄で描くのは、なんか卑怯というか、逃げなんじゃないか、描く方も見る方も覚悟を決めて挑むみたいな心構えが必要なんじゃないか、みたいな気持ちです。
でもなあ、じゃあ水木しげるの戦記物みたいな絵柄で映画を見たいかと言われれば、それもちょっとキツイな・・・とも思う、複雑な心境。
なので今日はそのへんも含めて、どんなもんか確認しに行こうという思いもあります!

結論から言うと、見に来てよかったです。結構色々と考えさせられました。
大東亜戦争の南洋物はネタの宝庫でしょうけど、私はペリリュー島の話は全然知りませんでした(ついでにいうと、この映画が漫画原作によるものということも知らなかった)。
あの時のあのへんでは、こういう物語がわんさとあるんでしょうね、、、
主人公の田丸一等兵は、戦争反対!みたいに強気にコミットするわけではないけれど、心優しく文系男子で、戦争に明らかに乗り気じゃない姿勢は現代の私たちの視点を十分代表していてよかったです。
それから、吉敷上等兵のイケメン・ヒーローぶりにはやられましたね。あまりのヒーローぶりに驚きました。格好良かったです。
でも実は私が一番好きだったのは小杉伍長です(たぶん小杉伍長だと思う)。かなり冷めたニヒルな現実主義者で、私は一番共感しました笑
心配していた絵柄についても、ただ可愛い一辺倒ではなく、必要に応じてシリアスになったり、銃撃戦や死体などもこの絵柄が許す限りの表現に挑んでいて、作者の姿勢は好感が持てました。
マンガ本も買ってみようかなと思います。
それにしてもペリリューの人たちには本当に申し訳ないと思いました。
勝手に土足で乗り込んで戦場にして、私たち日本人の死体をばらまいて、アメリカ兵の死体をばらまいて、武器弾薬をばらまいて、山を削って土地を削って、挙句の果てにそれをそのまま置き去りにして、大事な神聖な土地をめちゃくちゃに冒涜してしまった。
ほんとに許しがたい行為をしたなと思いますね。アニメとはいえ美しい景色を見て、申し訳ない気持になりました。
でも私はこの世から戦争がなくなるとは思っていないので、もういっそのことスポーツにしちゃえばいいと思いますね。
この地球上の人が住めないような場所に「戦争のための土地」を何箇所か決めて、そこに各国が軍隊を送って戦わせればいいと思います。
「決闘だ!」「よっしゃ受けて立つ!」みたいになったら、例えば南極にそれぞれ軍隊を送って、そこで戦って、好きなだけやればいいじゃないですか。
人数や期間も決めず、総力を傾けたかったらそうすればいいし、ある程度で撤退しても良し。極寒地、赤道直下、砂漠、ジャングルなど、何パターンか用意して闘って、勝ち越した方が勝ちとか。
そうすれば犠牲も少なくて済むし、本物の戦争をするよりはマシなんじゃないかなあ。