でかけたとき日記

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新作映画『キング・オブ・キングス』観てきましたが

 

いま、去年買ってまだ読んでいなかった『小説「聖書」』を読んでいます。

 

これですね

 

これが面白くってですね、「買ってよかった」と心底思っています。私はキリスト教徒ではないし、他の宗教も含めて特別どこかの神様を信じているわけではないのですが、どういうわけか高校生くらいの頃からずーーっと、なんとなく宗教に興味があるんですね。なので10代の頃から、なんらかの宗教関係の本を定期的に買ったり読んだりしています。

それに聖書が分からないと欧米の文化が分からないので、映画を観ても音楽を聴いても絵画を観ても、理解が浅くなると思うんですよね。聖書くらいは知っていた方が、エンタメもより楽しめるようになると思います。

 

というわけで、ちょうどアニメ版の『キング・オブ・キングス』が公開されているので、行ってみようと思います。

ちなみに聖書映画はちょいちょい観ていますし(『ベン・ハー』とか『聖衣』とか『サムソンとデリラ』などなど多数)、1961年の同名映画『キング・オブ・キングス』も見ていて、しかも良質で面白かったと記憶しているのでアニメ版も見てみようかなと思った次第です。

 

ほんじゃ、地元のTOHOシネマズに行ってきます!

 

会場前のチラシ

 

はい、世界一有名なヒーロー、イエス様の映画です。伝記映画みたいな感じで、誕生から磔、三日後の復活までを描いた「イエス様物語」です。

有名な同名映画の『キング・オブ・キングス(1961)』は、たいへん丁寧で良質な作品で、イエス・キリストの生涯と聞いて思い浮かべる王道のストーリーやエピソードが盛りだくさんです。キリストの生涯を手っ取り早く知りたかったら、この『キング・オブ・キングス』を見ておけば間違いない、そんな作品。

でも今回のアニメ版『キング・オブ・キングス』は少し趣向を凝らしていて、作家チャールズ・ディケンズが我が子のために執筆していた『主イエスの生涯』を、末息子ウォルターのために読み聞かせるという構成。

チャールズ・ディケンズといえば『クリスマス・キャロル』が有名ですね。私は本は読んでいないのですが、映画は1938年版、1951年版、1970年版、1984年版と、あらかた見ていて、全然好きじゃないです笑 あまりにも説教臭くて、わざとらしくって笑

じゃあ今作はどうだったかというと、やっぱり全然好きになれませんでしたー笑 とほほー。

 

映画が始まった途端、アニメのディケンズの動きがディズニーの登場人物みたいに騒々しくて、早くも心が離れちゃいました。私ディズニー好きじゃないし。

腕の振りから、頭や首の動きから、ひとつひとつの動きがすべて大げさで、なんであんなに大きく動く必要があるんですかね。顔の表情もそうで、眉の動きも目の動きも、まー忙しいこと。

これがミュージカルならいいんですよ。歌ったり踊ったりすれば、腕もブンブン振り回しますよ。でもこの映画はミュージカルじゃないんですよ。普通の生活でこんな騒々しい動きをする人が近くにいたら疲れちゃう。

 

それから、ディケンズがキリストの話を幼い息子に話して聞かせるという趣向なので、古代のキリストの話と現代のディケンズの書斎が行ったり来たりするんですね。

おまけに息子のウォルターがキリストの物語の中に入り込むので、キリストの隣にいっつもウォルターがいるんです。

この演出も好みじゃありませんでした、、、私はもっと落ち着いてイエスの話に没頭したかった。「ウォルターが没頭してどうする」と思いましたね。

ディケンズとウォルター、いらねって感じです。

 

でも、、、この映画は子供向けなのかもしれないんですよね。

少し調べてみたら、そもそもの原作はディケンズが自分の子供たちのために書いた本で、しかも自分が死んでも出版させず、子供たち全員が死ぬまで出版が延期されたとのこと。つまりとてもプライベートな作品だったということでしょう。

そんなディケンズの子供たちに対する想いと、キリストへの信仰が合体した作品なので、信者でもなければ子供でもない私が入り込めなかったのも無理はないのかもしれません。

 

話は変わりますけど、今作は韓国のスタジオが作った映画みたいですけど、絵柄がまるっきりアメリカ・アニメっていうのは解せません。韓国って音楽もそうですけど、アメリカに寄せすぎだと思うな。

いいのか韓国、それで。