※これは昨日の出来事です。
ワタクシ、GWもほぼ毎日仕事に行っています。今日も仕事で、明日も仕事です。
でも一日くらいはちゃんと休もうと思って、昨日映画を2本観てきました。『サンキュー、チャック』と『プラダを着た悪魔2』です。
それで昨日は『サンキュー、チャック』の感想と考察を上げて力尽きたので、今日は『プラダを着た悪魔2』の感想を書きたいと思います。
前の日に前作『プラダを着た悪魔』を見直してから映画館へ向かいました。

・・・と、ここまで書いてきたものの、あんまり書くことがないんですよね、、、
昨日から引っ張ってきてこんなことを言うのもアレなんですけど、ちっとも面白くなかったもので。退屈だった。
前作は面白いんですよ。
ファッションに全く興味がないというよりは、「人間は中身よ」とハッキリは言わないけれど内心では思っているジャーナリスト志望のダサい女アンドレアが、なぜだか世界一のファッション誌「ランウェイ」の鬼編集長ミランダの秘書になってしまうという筋書き。
アンドレアはファッション雑誌の仕事なんて、あくまでジャーナリストになるための叩き台くらいにしか思っていないから、自分のファッションを変える気なんてさらさらない。
だけども、一流の編集長ミランダの仕事ぶりや、彼女の下で働くスタッフたちのファッションに対する真剣な姿勢、全然チャラくない業界の人々に感化されて、やるからにはちゃんとやろうと心を入れ替えるという、社会人一年生の成長物語。
いろいろあったアンドレアは、結局「ランウェイ」を辞めて、元のダサい服に着替えてジャーナリストの道を進み始めるところで映画は終わります。
パワハラ炸裂なミランダのキャラクターが映画をけん引して、とても面白い映画でした。
でも今作はそういうのとは違ったみたい。
今回は、超一流のジャーナリストになっている20年後(!)のアンドレアが、仕事を解雇されて路頭に迷ってしまうところから始まります。
そんな折、スキャンダルを引き起こしたミランダを救うミッションを任され、ミランダと20年ぶりに再会。ミランダが結構丸くなっちゃっているのを知ってしまったり色々あるのですが、なんと出版社の経営者が変わったことで、「ランウェイ廃刊」の危機が訪れて、それを回避すべくアンドレアが奮闘する、といった内容。
なんていうんですかね、「同窓会?」って思いました。前作の登場人物が次から次へと出てきて、そしてそれだけ。それ以上でもそれ以下でもない。ただただ、きらびやかなファッション業界でドタバタしてるだけ。
もちろん前作も、極めて華やかなファッション業界の裏側が垣間見える作品でしたが、でもそれが主題なのではなく、社会人一年生が社会に揉まれて成長していく様がしっかり描かれていました。
でも今回はただきらびやかなだけ。内容も「ランウェイ廃刊の危機を救え!」って、これじゃ中身のないアクション映画と変わりませんよ。
おまけにアンドレアを演じたアン・ハサウェイの演技が退化しているといいますか、やたらと大袈裟に眉を上げ下げして、身振り手振りをぶんまわして、やたら騒々しい。実に見苦しかった。
そしてなにより、パワハラだのセクハラだのと、前作から今作までの20年間に吹き荒れたコンプライアンス重視の荒波には、さすがのミランダも勝てなかったようで、やたらと大人しくなっちゃってたのにはがっかりしましたね。
だって自分でコートをハンガーにかけてクローゼットにしまってるんですよ!
そんなミランダ、見たいですか? 見たいですか? 私は見たくなかったですね。悲しすぎる。
強いものはずっと強くあってほしい! だからこんな続編なら作らない方がマシ!
、、、と思いました。
とはいえ、この20年の間に世の中が大きく変わったことは事実です。コンプラ、コンプラで社会も人も、みんな委縮してしまいました。つまらん世の中ですよ。
だからこの『プラダを着た悪魔』と『プラダを着た悪魔2』を見れば、今の世の中のつまらなさが分かる仕様になってます(意図的ではなく、偶然だろうけど)。
そういう意味では見る価値があるのかもしれないなと思いました。
さ、明日も仕事なもんで、早めに寝ます(でも5時間くらいで帰るつもり)。