今日は土曜日なので、かねてから見たいと思っていたポーランドのSF映画『ゴーレム』を観に行ってきます。SF好きだし、天気もいいし、桜も満開。
場所は今年に入ってから数回は行っている、渋谷はシアター・イメージフォーラムです。去年までは渋谷なんて行ったことないと言っても過言ではなかったのに、最近は慣れてきましたー。
シアター・イメージフォーラムでは2月から、ポーランド暗黒SF<文明の終演4部作>と題して、ピョトル・シュルキン監督の4作品を上映しています。
どう<暗黒>なのかと言うと、シュルキン監督が活躍していた70年代から80年代は、ポーランドは社会主義体制で、戒厳令が敷かれて映画も検閲が厳しかったらしく、その網を潜り抜けて制作にこぎつけたという経緯があるらしいんですね。
要はシュルキン監督が<暗黒>が趣味なわけではなく、国家が<暗黒>だったので、作品も<暗黒>になっちゃったという状況だと思います。
今日観る映画は1979年作品の『ゴーレム』。クローン人間がテーマらしいということしか分かりません。
では、行ってきます!

というわけで着いたんですけど、2/21に『女性の休日』を観に来た時の投稿で、「のれんが、、、そろそろ新しいのにすればいいのに」と書いたら、なんとびっくり、新しくなってました。私のおかげかなあ、なんちゃって笑
この記事です。
前回はほんと色あせていましたもんね。綺麗になって良かったです。
陽気がいいせいか、心なしかお客さんも多いみたい。『ゴーレム』は地下の劇場で、私の席はいつものD-6。
映画のストーリーは、
殺人の容疑をかけられた主人公が、隣人である眼科医殺しの容疑で警察の取り調べを受けるけれど、自分はやっていない。覚えていない。それどころか、自分が何者なのかも覚えていない。
一方で、どこかの科学者らしき集団が、なにやら実験をしている。それも人間を使って。それがどうやらクローン人間の研究らしい。
つまり主人公はもしかするとクローン人間なのだろうか、、、という様子で映画は進んで行きます。

で、感想なんですが、難解!! これにつきる笑
または、超現実! かな。「シュール!」ではなくあえて日本語で叫びたい、そんな感じ。
笑いの要素ゼロ(1mmくらいはあったかも)、暗くて、真面目で、難解で、役者陣も地味だし、華やかさが皆無、いかにも社会主義国のSF作品という感じ。分かりやすくざっくり言えば『惑星ソラリス』寄りですかね。アメリカ・ハリウッドの対局ですな。
展開だけでなくセリフまでもが難解なので、何が起こっているのか、何を目的に映画が進んでいるのか、よく分かりませんでした、、、。
それに加えて途中でまぶたが落っこちてきてしまい、結局なんだったのか分からずじまい。
つまり「見たことは見た」としか言えない結果に。
他の映画を見に来た時に、この『ポーランド暗黒SF<文明の終演4部作>』のチラシを貰って帰ってきているのに、大して読まずに行ったのが良くなかったかも。
裏に書いてあったあらすじも、軽く斜め読みして「クローンの話か。きっと”なんだって! 俺はクローンだったのかあああ”ってなるタイプの映画なんだろうな」なんてわかった気になって、高をくくっていたのが良くなかったかも。
あらすじの横にある解説文もちゃんと真面目に読んで、「社会主義体制&戒厳令下だったため、直接的で分かりやすい表現をすると捕まってしまうから、歪曲な表現にならざるを得なかった社会情勢」も頭に置いて観るべきだったのかもしれません。
失敗失敗。

そんな感じに今日は失敗でしたけど、SF自体が割と好きなので、他の作品も時間が合えば観に行きたいです。
少し調べてみた限りでは、日本ではシュルキン作品はDVDなどになっていないようなので、せめてもう一作品くらいは見たいかな。
ところで桜が満開ですね。うちの近所もこんな感じでした。

気候の兼ね合いで今年は長く楽しめると聞きました。私はどちらかというと葉桜の方が好きなんですけど、桜ももちろん好きなので、長く咲いてくれたら嬉しいですね。