でかけたとき日記

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国立西洋美術館に『デューラー「三大書物」の木版画』見に行ってきましたー

 

今仕事中です。

2年前まで超インドアを決め込んでいたのですが、去年くらいから出かけ始めて、今年は「ちょっとでも興味を持ったら、できるだけ出かけて行こう」と決めて、グリグリ出かけています!

今日は午後有給をとって、上野の国立西洋美術館に『デューラー「三大書物」の木版画』を見に行ってきます。

 

www.nmwa.go.jp

 

国立西洋美術館に行くときは、いつも企画展メインになってしまって、常設展まで回り切れないですよね。広いし。なので今日は「常設展だけ」が目当てです。

同じく常設展で見られる『フランドル聖人伝板絵―100年越しの“再会”』ものぞいてみるつもり。絵画の制作過程が見られるみたいで興味津々です。

 

www.nmwa.go.jp

 

 

じゃ、今日も忘れず単眼鏡持って、行ってきます!

 

手が小さいんですけど、手というより指が短いんですよね・・・・

 

繰り返しになりますけど国立西洋美術館は広いので、「企画展も常設展も見よう!」とか、コスパとかタイパとか言ってたくさん見ると、記憶とか印象とかが分散して結局あんまり覚えてないということになりかねないと思うので、今日はとにかく『デューラー~』と『フランドル聖人伝板絵』の2点に絞ります。

なので館に入ってからは企画展はもちろんのこと、常設展で飾られている名画の数々は横目で見るくらいで、真っ直ぐ『デューラー「三大書物」の木版画』に直行です!

 

到着!

 

デューラーは15世紀から16世紀にかけて活躍した画家で版画家で、そのデューラー自らが出版者となって刊行した「三大書物」である『黙示録』『大受難伝』『聖母伝』のすべてを一挙に公開してくれるらしい。

 

ja.wikipedia.org

 

一言で言って、行ってよかったです。とても面白かった。点数は何点あったか分からないですが(3~40点くらい?)、企画展なので狭い会場で程よく集中できました。

解説する知識はないので、ここからは撮ってきた写真の一部を並べてしまいます。

 

 

まずは『黙示録』から。

 

『黙示録』から「四人の騎手」

 

『黙示録』から「ラッパを鳴らす七柱の天使」

 

『黙示録』から「書物をむさぼり喰う聖ヨハネ」

これ面白かったです。

デューラーさんは聖書の黙示録にある、

「雲を身にまとい、頭に虹をいただき、顔は太陽のようで、足は火の柱のごとき天使が、天から降りてくるのを見た」

とヨハネが言っているのを、そのまんま版画にしてしまいました。

 

 

続いて『大受難伝』です。

 

『大受難伝』から「最後の晩餐」

ユダはしっかり銀貨を握りしめていますね。

 

『大受難伝』から「ゲッセマネの祈り」

「お前たちは僅かな時間も起きていられないのか・・・」

イエス、もうがっかりの有名な場面。

 

『大受難伝』から「十字架を担うキリスト」

 

 

最後は『聖母伝』から。

 

『聖母伝』から「受胎告知」

 

『聖母伝』から「キリストの降誕」

 

『聖母伝』から「三王礼拝」

 

 

それにしても、『ぜんぶ、北斎のしわざでした。展』の時も似たようなことを書きましたけど、これが木版画だなんて信じられない。

銅版画なら少しは分かるんですよ。私、高校時代に専攻科目で美術を取っていて、銅版画も授業でやったんです。

確か水仙の一輪挿しが題材で、まずは紙に鉛筆かなにかでスケッチをして、それを薄い銅板に転写して、先に針みたいなのが付いてるペンで銅板を削っていって、インクをつけて紙を置いて、でっかいプレス機に挟んでハンドルをぐるぐる回すと出来上がるんです。

ほっそい針で銅板を削るから、かなり繊細な表現ができるんですよね。高校時代に美術を取ってて良かったです。

でもこれ、木版画なんですよ・・・木を削ってこんなに緻密なものが作れるなんて、なんか信じられない。

でも版画って、楽しそうですね。

 

 

次に回ったのが『フランドル聖人伝板絵―100年越しの“再会”』。

「赤外線反射画像」という手法を使うと、絵画の下書きを可視化できるということで、赤外線写真と実物を並べて展示してくれていました。

ブログだと写真を拡大できないと思うので分かりにくいですが、人物の顔を、最初は横向きに書いていたのに、途中から正面に変えるなど、かなり大胆な軌道修正がされているのが良く分かって、すごく興味深かったです。

良企画だと思いました。


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さ、あとはさらっと眺めるくらいで、正味2時間半。

帰りに、展示会のパンフレットとか、デューラーの画集みたいなのがあったら買おうと思ったのですが、取り扱ってなかった悲 残念。

 

それにしてもいつも思うのですが、西洋芸術は絵画だろうが、映画だろうが、文学だろうが、音楽だろうが、やっぱりキリストさまのことを知らないと、ちゃんとは理解できないということを痛感します。

結構宗教ものが好きなので、普通の人よりは知ってるつもりですけど、それでも全然知識が足りない。

これも今後の課題です。定年退職後の楽しみでもありますけど。

 

 

このあとは館内にあるレストラン「すいれん」で、モンブラン食べて帰ります。

 

いい時間帯でした。

 

美味しかったですよ。


モンブランは、下の生地がタルトみたいにしっかりしていて、、、というか硬くてフォークが刺さらないくらい笑 手で持って口に運びたかった笑

でも大き目で、味はたいへん美味しかったです。

 

そしたら、隣の席に私と同じく女性がひとり座ったのですが、これがなんとなく私そっくりで笑

私よりは若かったと思うのですが(ジロジロは見られなかった笑)、髪型も似た感じで、眼鏡かけてて、しかも私とおんなじコーヒーとモンブランを頼んでてー笑

私がちょっと恥ずかしかった笑 なんか気になって、そわそわしちゃいました。

 

 

外に出るともう真っ暗。

国立西洋美術館の名物、ロダンの『地獄の門』

 

夜の「地獄の門も乙だなー」なんて思いつつ、今日はこれで帰ります!

実に私好みの展示が見られた、いい一日でしたー。

 

京成上野駅の上の広場で、なんかイベントやってた

 

 

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